家庭医療学修士(再掲)

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再掲にあたって

今もなお、修士への思いは頭の片隅に残り続けています。

慈恵医大でプライマリ・ケアの研究が盛んになっていますが、博士課程なんですよね…

https://www.jikei-clinicalepi.com/graduateschool

プライマリケアのための臨床研究者育成プログラムってのもあるけれど、研究の割合が大きい…

https://www.jikei-clinicalepi.com/jcr

先にMBAから始めて、日本で修士課程ができるのを待とうかな…って気持ちです。

さて、タイトルにある家庭医療学修士ですが、耳に覚えのある方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

そもそも修士とは?

この記事によると、よくある医学部卒業後に「大学院に入って学位を取る」ってのは博士になるわけです。では修士ってどんなときに出てくるの?

例えば、MPH。

それから、MBA。

他にも、医療人類学修士に進まれた先輩もいます。

要は、「医学部内で勉強していないこと」を学ぶときには修士から始める、ということかと思います。


さて、日本プライマリ・ケア連合学会の今年の学術大会でキャリア支援企画をお手伝いしているのですが、そこでやる予定なのが「大学院という選択」です(宣伝)

そこでぜひお話を伺いたくてお願いしているのが、学会理事長の草場先生。

先生はカナダのウエスタンオンタリオ大学で家庭医療学修士を修められており、その体験を共有していただこうと思っています。

今はWestern Universityというのでしょうか。こちらのページですね。

その下調べをしていると、同じく家庭医療学修士を修められた西村先生との対談が記事になって残っているのを見つけました。(クリックするとPDFに飛べます)

草場鉄周; 西村真紀; 安来志保. 対談 家庭医療学を学ぶということ–ウエスタンオンタリオ大学の家庭医療学修士コース. 家庭医療, 2008, 14.1: 30-37.

以前、藤沼先生のポッドキャストで西村先生の体験をお聞きしたことはありましたが、草場先生のものは初めてです。

(45分くらいからのところです)

この番組で印象的だったのが、これを学んだから日々のプラクティスが変わるってものではない、その意味づけができるようになるのだ、ということ。

この意味づけってやつ、僕、どっちかというと苦手なんですよね。特に教育するとき。

どうしてもノウハウを伝えてしまいがちで。

それもあって「家庭医療学」をきちんと学ばないといけないな、という気持ちがあります。HCFMのフェローシップでも色々と教えていただいたのですが、まだまだ自分が教えられるほどではないなと思ってしまいます。

同じようなことを、記事の中で西村先生もおっしゃっていました。

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そんな思いもあって注目しているのですが、言葉の壁や、子育てのこともあって難しいな〜と尻込みしちゃっているこの数年。

もやもやした気持ちを汲んだかのように、先生方が語ります。

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これを読んで、ちょっと肩の荷が降りたような気がしました。

あぁ、もうちょっとのんびりやっていいんだ、と。

これはもうしょっちゅう愚痴っちゃうことなんですけれど、同世代や後輩たちが続々と院に行ったり新たな活動をしているのを見てあせっちゃう。ほんとはそんな必要ないってわかっているんですけどね。今の立場でやるべきことをやるのがいいのだと。

そんな焦りをもまるーく収めてしまう家庭医療。素晴らしいですね(無理やりまとめた

そうはいっても、やるなら英語の能力は必要なので、せめてTOEFLの勉強は始めようと思っているところです。

こんなことも書いてありますが…

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三日坊主な性格なので、こういったところに公開することでなんとか奮い立たせようと思います!

たまに会ったときに「ちゃんとやってる?」ってお尻を叩いてください!

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